【シングル】ランドカビゲン【S7最高2009最終18××・第2回サブローカップ3位】
S7中盤〜終盤のシングルで使用した構築です。結論からいうときついポケモンが多くてこのPTだときついシーズンでした。以下常体
目次
構築経緯
①うぇぶりお監督にサブローカップ用になんか軸くれって言ったらとりあえず6匹降ってきた
②ランド(物理受け)+カビ(特殊受け)のステロ+欠伸スリップによる受け+削り性能と削ったあとの抜き性能が高いポケモンを並べることが強いと感じた(後付け)
③極端に弱いところを相手に見せることによって、ある程度選出誘導をかけることができるようになった(後付け)(後述)
④自分の使いやすいように技構成を多少変えた
⑤紆余曲折あったもののレートでも使用した
ステキなサムネイルはイクラくんから
個体紹介
ランドロス@マゴのみ
【性格】腕白
【特性】威嚇
【実数値】196(252)-166(4)-156(252)-*-100-111
【調整】HBぶっぱ, A:余り
軸①「ステロを撒く物理受け」担当。ゴツメを持っていないのはゴツメによる削りではなくきのみ込みでサイクルを回しながら、威嚇を入れることによるカビゴンもしくは積みエースの展開を補助するため。役割的にゴツメじゃなくても十分な仕事ができる。ミミッキュに対して後投げできるコマであり、ミミッキュのA+1ミミッキュZとかげうちをきのみ込みで耐えることができる。
カビゴン@フィラのみ
【性格】慎重
【特性】食いしん坊
【実数値】264(228)-130-117(252)-*-147(28)-50
【調整】H:2n(きのみ発動考慮),B:ぶっぱ,D:余り
【技構成】リサイクル、欠伸、吹き飛ばし、ヘビーボンバー
軸②「欠伸を撒く特殊受け」担当。基本的にランドで撒いたステロとカビゴンの欠伸展開でスリップダメージを入れることが目的。ある程度の技は1回耐えることができるので欠伸を入れることができる。欠伸を入れて退場するムーブが理想。毒or火傷を入れてくれるムーブは自主退場ができるのでありがたい。
(参考)
weblio-dictionary.hatenablog.com
バシャーモ@メガストーン
【性格①】意地っ張り
【特性】加速→加速
【メガ前実数値①】155-189(252)-90-*-91(4)-132(252)
【メガ後実数値①】155-233-100-*-101-152
【調整①】ASぶっぱ, 余りDL対策でD
【技構成①】剣の舞、フレアドライブ、飛び膝蹴り、雷パンチ
※*1
【性格】おっとり
【メガ前実数値②】155-142(12)-81-177(244)-90-132(252)
【メガ後実数値②】155-182-90-199-100-152
【調整②】CSベース
【技構成②】火炎放射、めざ氷、守る、飛び膝蹴り
※*2
軸③「抜きエース」担当。欠伸を入れたままカビゴン退場後に死に出しするか相手が眠ってから後出しするので守るを切っている。最速起きは考慮しない。止められないことが理想なので雷Pを持っている。あとバシャーモが守ると思って勝手に引く人が多いので舞うとうまくいくことがある()
バシャーモ入れてるだけでボーマンダ、ランドロス、カバルドンがほいほい飛んでくるので特殊寄りのバシャーモを採用した。ゲンガーと一緒に入れているせいか物理一点読みしかされないので先ほどあげたようなポケモンが飛んで来やすい。
ダメ計を以下に示す
H215D93カバルドンへ火炎放射 50.6~60%
※一般的なHBカバルドンを意識
→ゴツメカバルドンならあと投げされたら簡単に処理することができる
H171D110メガボーマンダへめざ氷 95.9~114.6%(81.3%の乱1)
H171D110メガボーマンダへ火炎放射 26.9~31.5%
※AS(CS)メガボーマンダを意識
→あと投げされても火炎放射+めざ氷で処理することができる
→ステロ+めざ氷で落とすことができる
H201D156メガボーマンダへめざ氷 57.7~69.6%
※ほぼHD振り切りのメガボーマンダを意識
→2回殴れば倒せる
H209B120メガガルーラへ飛び膝蹴り 106.2~126.3%
※H振りメガガルーラで計算してみた結果
まあぶっちゃけ剣舞馬車でいいやって途中で思った
ゲンガー@メガストーン
【性格】臆病
【特性】呪われボディ→影踏み
【メガ前実数値】135-63-80-182(252)-96(4)-178(252)
【メガ後実数値】135-63-100-222-116-200
【技構成①*3】催眠術、身代わり、祟り目、ヘド爆
【技構成②*4】鬼火、祟り目、ヘド爆、凍風
【技構成③*5】鬼火、祟り目、ヘド爆、守る
カビゴンの欠伸展開入りの構築を探したところ、大体が素催眠ゲンガーを入れていたのでなんとなく入れた(技構成①)。欠伸を入れたままカビゴンが退場した後に出すのが理想で、その場合は身代わりから入る。催眠術の試行回数を稼げるので催眠術を当てて何もさせないで勝つ!…が理想だが催眠術当たらない。私のツイキャス放送時のコメントで「ゲンガーなんかした?」ってコメントが目立った(主にてんぽいさんのコメント)。サブローカップというオフ会でも命中率1/3。ゲンガーはクッション。戦犯。なるべく催眠を打たないことを心掛けたつもりだったがここどうしても当てないと負けるという場面で外して負けるので催眠術は今後一切使いたくない(2回目の経験)。
というわけで技構成は②のようになった。祟り目はあくびループを軸とする以上抜きたくなかったからそのまま。グロス軸に対処する方法が少なめだったので鬼火を入れて初手に投げれるようにした(外さない前提で)。さらにこちらの後続の起点にするorマンダの起点にならないように凍風を採用した。HBランドが増えたのでそこにも刺さっておいしい。あまりボーマンダに当たらないようならば、凍風のところはめざ氷のほうがいいかもしれない。レートで技外して負けに直結した試合は多かったと感じた。凍風じゃなくて道連れにしないのは強引に重いポケモンを持っていって1:1にするよりもゲンガーをなるべく通す動きのほうが強そうに感じたからだ。あと全く読まれない。
対戦を重ねるごとに連れてゲンガーのHP管理がとてもシビアであると感じたので確実にメガシンカするために守るを採用した時もある(こう書くと6世代のラグラージみたい)。
【性格】意地っ張り
【特性】化けの皮
【実数値】155(196)-143(156)-119(148)-*-126(4)-117(4)
【調整】忘れた
【技構成】剣の舞、影うち、じゃれつく、呪い
ミミッキュを構築から抜く理由がなかったので組み込んだ。雑にストッパーになるし、エースににもなれる便利なポケモン。今回は雑に使いたい場面が多かったのでABミミッキュになった。困ったときは出す。
ここまででポケモンの中に致命的なポケモンとして、相手の欠伸展開を阻害するポケモンがいないことからカバルドンが。また、胞子対策をしていないことからキノガッサが挙げられる。どちらのポケモンも私の構築に初手から投げられることが多く手を焼いていた。一方で、初手に出てこなければこちらが先に展開できるので全く苦労しないことから初手に投げられて仕事ができるポケモンがラス1に求められた。というわけでラス1は以下のポケモンだ。どうでもいい話だが、サブローカップの3決では知り合いと対戦してこの技構成が刺さった。
ゲッコウガ@ラムのみ
【性格】臆病
【特性】変幻自在
【実数値】159(92)-103-96(68)-135(92)-92(4)-191(252)
【調整】HB:ゲッコウガの特化とんぼ返り確定耐え, S:ぶっぱ, C:H149アーゴヨンを冷凍ビームで確1(H151は87.5%の乱1), 残りD
【技構成】影うち、岩石封じ、熱湯、冷凍ビーム
キノガッサは削れればいいので影うちから入る。マッハパンチから入ってきた場合はすかすことができるし、岩石封じから入ってきた場合も襷さえ削ってしまえば求めている仕事はできるのでそれでいい。キノコの胞子から入ってきた場合はラムのみがあるので問題ない。カバルドンの欠伸展開の場合は少なくともこちらが3回攻撃できるので倒すことができる期待値は高い(吹き飛ばしから入ってこられると多少面倒)。岩石封じはゲッコウガミラーやリザードン意識。
(参考)
weblio-dictionary.hatenablog.com
余談だが育成をミスってしまい、第2回サブローカップの時もTNあかねのROMでレート2000達成したときはなぜかゲッコウガは最速じゃなかったし*6、ランドロスに至っては再育成が面倒だったからORASで使ってたHPが191のゴツメランドを流用した(Sに振られているせいでミラーで下から蜻蛉が打てない)
基本選出
だいたいこの辺しか出してないしとてもこの4匹を信頼していた。サイクルの中で適当にステロ撒いて欠伸撒いてエースで〆ていた。
きついポケモン
フェローチェ…ドリルライナー取得されてからどうしようもない感じが少しあるから諦めてる。物理か特殊かわからない上どっちも火力がえげつないから読み切らないと受けきれない。いや本当につらい。選出段階でたいありレベル。
ポリゴン2+ボーマンダ…ゲンガーで嵌められれば楽なんだが、ポリ2に火傷されるととっても面倒なことになる。こういうときだけ催眠ゲンガーのほうがいいなと思う
ミミロップ…基本上から殴られるのでかなりつらい。流し方を考えながらやらないととてもきつい。ランドを投げれば大体なんとかなるがまぁきついイメージがある。
両刀(めざ氷)バシャーモ…特に珠をもっている奴。ランドで受けきれません。
挑発持ちギャラドス …カビに挑発が入れられるとそのまま起点になるからとてもつらい。
オニシズクモ…鬼火が入らないし初手に出てきて適当に荒らされてネバネバネット巻かれるだけでもうとてもつらい。正直切ってます。
思念持ちメガメタグロス…ゲンガーで鬼火をいれれたとしてもゲンガーは倒されてしまうのでとてもつらい。
メガラティアス…バシャは後投げから対処されゲンガーは状態異常をいれていないと対面不利なので非常に頭を悩ませている。そんなに数はいないがそこそこ当たったので苦労した。
+
ポリクチラティ+ガッサ…それぞれなら対処可能だが組み合わさると非常にやっかい。今期は結構いたのでこちらの構築自体環境に刺さってないと思われる。
グライオン…単体であればゲッコウガをぶん投げて適当に対処すればいいのだが、グライオン以外に刺さってない場合はとても出しにくいためゲッコウガを選出しないことが多い。鬼火が入れられれば万々歳だが基本的には鬼火が入らないことが多く(ポイヒ型)、また、多くのグライオンは地震でゲンガーを確1に持っていけるので鬼火を入れて地震を耐えてもこごかぜで落ちないことが多いから辛い
ナットレイ…嫌い
ヒードラン…不快
モロバレル+ヤドラン…再生力を生かしてステロダメを帳消しにしつつカビゴンから打点がないので先にあくびのPPが枯れるため、基本選出をすることができない
マリルリ…HP削れなくても鉢巻持たせるとエースがほとんど勝てないたため
戦績
第2回サブローカップ 個人5-3 チーム成績3位
(メンバー:たに・ありっさ・あかね)
S7シングルレート
最高2009最終溶けた(TN:あかね)
最高19××最終18××(TN:Ebina*nana)
対戦してくださった方ありがとうございました!
Special Thanks
(敬称略)
うぇぶりお
①構築の軸の原案作成
てんぽい
影うち持ちゲッコウガの提案
通話各位(主にうぇぶりお・てんぽい・小林)
モチベーションの維持