茜色のメモ帳

ポケモンのあれこれについて

【シングル】脱出ドヒドイデと滅コケラングロス【第3回真皇杯予選北陸best8・関西1best16】

○はじめに

 今回は第3回真皇杯予選のために用意した構築がラグラージナイト解禁に伴って壊滅するので解散する前に記録に残そうと思いました。また、特定の構築で詰んでしまうのがオフのような一発勝負ではよくないと思いました。ギミックに関しては、いろんな人に「あー、なるほどね」って言ってもらえて嬉しかったです。(チョロい)

 

 

以下常体

○構築経緯

 シングルレートS2で2200を達成した構築の中に入っていた「『天才』慎重マゴランド」(後述)を使ってみたくてPTを丸パクリしてS3の間使用したが、僕のプレイングでは特定のポケモンで詰んでしまうことがつらいと感じたので裏の3体を詰まないように組み合わせることを目標に構築を組んだ。

 コケコランドグロスの弱点は大きく2つである。

 ・高耐久回復技持ち(ナット・カバ・クレセなど)

 →大体2耐えされるので、何か犯罪(=アイヘで怯ませるなど)を犯すしかない

 ・高速広範囲ポケモン(バシャーモゲッコウガなど)

 →上から複数回殴られるので、高耐久といえないこのポケモンたちだとかなりきつい

 元の構築では、前者をウルガモス、後者をレヒレで対応しているのだろうと考えたが、前者はステロを撒かれると多少キツくなる(ナットマンダなど)、後者は草Z馬車や毒技持ちゲッコの増加によって対処が困難になった。

 そこでまず高耐久ポケモンに対しては毒を入れるのではなく、「殴らない・交代させないで倒す」ことができる「滅びの歌持ちメガゲンガー」に着目し採用。それに伴い、ソーナンスモロバレルといった並びで滅ゲンとバレてしまうポケモンは採用せず、「再生力ドヒドイデ」に脱出ボタンを持たせることによって滅びと組み合わせることを可能にし、馬車ゲッコへの解答としたドヒドイデはポリ2とも相性が良く並びでごまかすことができる。1つ問題があって地面弱点が4体いて大変バランスが悪い。そこはゲンガーの金縛りやランドで透かすことで誤魔化した

 

○個体紹介

f:id:akanepoke:20170321131306p:plainメタグロス@石

【性格】陽気

【特性】クリアボディ→硬い爪

【実数値(メガ前)】175-174-151-*-111-126

【実数値(メガ後)】175-184-171-*-131-170

努力値】156-148-4-*-4-196

【調整】S:最速ガブ(102族)抜き、H-B:ガブ(A182)の地震+鮫肌ダメ確定耐え

【技構成】アイアンヘッド地震、雷パンチ、冷凍パンチ

 今回のエース枠。フォルムも好きだし何よりかっこいい。そんなことはいいとして、高速広範囲を買ってエースとして活躍させることにした。火力も範囲も個人的には期待以上で申し分なく受けポケ以外に対しては大活躍だった。なにより命中安定技で範囲が取れることが素晴らしい。受けポケを崩壊させるほどの火力がない(積めない)ことが幸いして、耐久ポケモンを呼びやすい。つまり、耐久ポケモンの選出誘導できるので個人的には悪くないと思う。調整はゆにゃさんからパクった。ちなみにゆにゃさんはとーと君からパクったらしい。

 

f:id:akanepoke:20170622010100p:plainカプ・コケコ@デンキZ

【性格】臆病

【特性】エレキメイカー

【実数値】145-*-106-147-95-200

努力値0-*-4-252-0-252

【調整】CSぶっぱ

【技構成】みがわり、10万ボルト、草結び、めざめるパワー氷

 正直なんとなく入れた。しかし、起点作成系のポケモンを削ることできたり、有利対面で身代わり貼って足りない火力をごまかしたり、甘えたポケモンをデンキZで飛ばしたりと期待以上に活躍したのでそのままにした。グロスの雷Pの火力も補強できてよかった。Dに厚い地面(+飛行)タイプが増えたので役割対象を別のポケモンに任せて(=めざ氷や草結びを切って)、重いナットテテフの並びに有効打を持てるような技構成(=めざ炎や自然の怒り)にしてもよかったのかなと思う。

 

f:id:akanepoke:20170622005557p:plain霊獣ランドロス@マゴのみ

【性格】慎重

【特性】威嚇

【実数値】195-165-115-*-141-111

努力値244-0-36-*-228-0

【調整】こちらより拝借

【技構成】ステルスロック地震、とんぼ返り、岩石封じ

 今回使ってみたくて採用したが、「チョッキを持ちながらステロを撒くことができる」感じでかなり使いやすかった。火力については期待していなかったが地震はそこそこのダメを入れることができたのでびっくりした。ただ、グライオンやマンダの起点になりやすかったので、とんぼ返りなどのサイクルを回す動きで注意する必要があった。対戦終盤の詰める段階でランドが長く居座ると相手のラス1の起点になるのでその点に関してはものすごく注意が必要だと思った。

 

f:id:akanepoke:20170622005749p:plainゲンガー@石

【性格】臆病

【特性】呪われボディ→影踏み

【実数値(メガ前)】159-63-80-150-104-178(A0個体)

【実数値(メガ後)】159-63-100-190-124-200

努力値】188-*-0-0-68-252

【調整】HD:HSゲンガーのシャドボ耐え≒EF下で守る時のコケコのZ10万ボルト+10万ボルト耐え

【技構成】滅びの歌、守る、金縛り、道連れ

 並びからは想像できないと思う、まさかのノーウェポンゲンガー。重いポケモンを1体以上持っていくことを役割とする。コンセプトから滅びの歌は確定。滅ゲンだと守るor身代わり(もしくは両採用)+@1~2が普通であるが、今回裏が脱出ボタン持ちであることや、もし2体ゲンガーで持っていけたら基本的にドヒドイデ+ポリ2の並びで残り1体は見ることが可能なので道連れを採用。残りは地面技を連続して打たれやすいので金縛りを採用することでごまかすことにした。というよりシャドーボールにしてゴーストタイプに打点を取るよりさっさとポリ2に引いてしまった方が楽に対処できる気がする。ただし毒みがギルガルド、てめーはダメだ(正直Z持ちが増えてきたので環境的には追い風だと感じた)

 

f:id:akanepoke:20170622010230p:plainドヒドイデ脱出ボタン

【性格】図太い

【特性】再生力

【実数値】157-*-224-73-163-55

努力値】252-*-252-0-4-0

【調整】HBぶっぱ

【技構成】熱湯、黒い霧、自己再生、毒毒

 クッション。攻撃技として火傷を狙える熱湯を採用。起点になることを防ぐために黒い霧も採用した。ポリ2と組み合わせて自己再生を連打することで耐久ポケモンを毒殺できることから毒毒を採用した。最後は高速回復技の自己再生を採用。脱出ボタンを持っていること以外は普通のドヒドイデである。意外と耐久がない。

 

f:id:akanepoke:20170321131517p:plainポリゴン2@進化の奇石

【性格】生意気

【特性】アナライズ

【実数値】191-100-126-125-146-58(最遅個体)

努力値】244-0-124-0-140-*

【調整】こちらより拝借

【技構成】自己再生、冷凍ビーム、イカサマ、恩返し

 コケコ程度の火力なら自己再生で粘れることや、厄介なミミッキュ受けとして安定することを評価してもとの構築から引っ張ってきてそのまま採用した。Dに厚いポリ2を使うのは初めてだったが結構安定していてかなり信用していた。ただ、その分B方面は少し耐久が薄くなってしまうので交代のタイミングなどは見極めないといけないなと感じた。

 

○選出

 基本はグロス@2

 耐久ポケモンがいる場合はゲンドヒポリ2など

 細かい選出については聞いていただければ教えます

 

○きついポケモンや構築

 スカーフ地面ポケモン+高耐久ポケモンの組み合わせ

 テテフ+高耐久ポケモンの組み合わせ(主にテテフ+ナット)

 身代わり持ちメガボーマンダ

 ペリッパー+メガラグラージ

 

○戦績

 以下全て真皇杯予選の成績

 北陸予選(70人規模)…予選リーグ6-0で1位通過・決勝トーナメント2回戦落ち(ベスト8)

 関西予選1(256人規模)…予選リーグ7-2で1位通過・決勝トーナメント3回戦落ち(ベスト16)

 

 

以下敬体

○終わりに

 今回はほとんど試運転しない状態でオフに挑んだのですがうまいことハマってオフ予選リーグ突破をすることができました。レートにおけるガブリアスの減少などがうまいこと追い風になっていると思います。

 

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参考にした構築記事

(無断で転載させていただいたので、問題があれば削除します)

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